最近、チャットワーク・Slackなど仕事でもチャットを使うケースが主流になってきました。チャットに限らず、資料作成など仕事ではキーボードで文字を打つことがとても多いです。
仕事を速くこなすためにはタイピングを速くしたいですよね。そんな方に対して、タイピングの基本から上級者向けまでお伝えしていきます。
因みに私のタイピングスピードは、下記のとおりです。上には上がいるので、タイパーと呼ばれるような人と比べると劣りますが、一般的にはかなり速いと思います。
高級10,000円コース【普通】で、10000人中『 22位 』でした。
— りゅうじ@社会人の為のお役立ち情報ブログ運営中 (@dreamdragon0906) March 22, 2020
(スコア:28,260円、速度:7.7key/秒、ミス:19key)
https://t.co/mzUndRBgVE #寿司打
是非、下記を読んでいただいて爆速タイピングを目指しましょう。
タイピングが速くなると何が良いのか
タイピングを速くなると生産性を上げることができます。
冒頭でも述べた通り、仕事でタイピングを行うことが非常に多くなりました。つまり、タイピングが速くなるということは、仕事が速くなるということです。
例えば100文字打つのに、5分かかる人と1分で終わる人では、5倍の差があります。生産性5倍ですね。
特にライターや、プログラマーなど文字を打つことが多い方は重要なスキルの1つです。フリーランスなどであれば時給単価ではなく報酬単価が多いので、収入に影響するほど重要なスキルと言ってよいでしょう。
※忘れてはならないのが、そもそも書き起こしなどはOCRといって画像から文字を認識して文字化してもらえる機能もあるので、何でもかんでもタイピングが良いというわけではありません。
タイピングを速くするための練習方法
基本的にタイピングを速くするためには、練習が欠かせません。そのうえで、各レベルに合わせた練習方法をご紹介します。
基本編:ホームポジションを覚える
タイピングを速くさせるためには、正しいポジションで打つことが大切です。
左手のホームポジション
- Fキー:人差し指
- Dキー:中指
- Sキー:薬指
- Aキー:小指
右手のホームポジション
- Jキー:人差し指
- Kキー:中指
- Lキー:薬指
- ;キー:小指
他はこのポジションからそれぞれのキーに一番近い指が担当します。
例えば、Oキーなら右手の薬指です。
Bキーなど中央にあるものは、聞き手などによって得意な方で良いと思います。私は左手の人差し指を使っています。
shiftキーを使う場合のポイント:なるべく両方の手を使う。
「?」を打つときは、左手の小指で左側のshiftキーを打ち右手の小指で「?キー」がおススメです。
手の形が「ハ」の字になると思います。
「!」を打つときは、左手の小指で「!」キーを押して右手の小指でshiftキーを押します。
ホームポジションをそのまま時計回りに少しずらすような形で打てます。
このように、片方の手でシフトを押して、もう片方で上のキーなどを押すとよいです。
初級編:キーボードを見ながらでないと打てない人
キーボードを見て打つ人は、説明不要ですが「キーボードを見ないで打てるようになること」がファーストステップです。
ポイントはキーボードの配置を頭で覚えるのではなく、感覚で覚える事です。
私は、変換不要なものなら画面もキーボードも見ずに打つことができます。感覚で覚えているため、ミスしたことも感覚的に分かります。
感覚で覚えるためのステップ
- あいうえお順番に1つずつ打ち頭で配置を覚える。
正しい指の使い方で、間違えずに丁寧に打っていきましょう。 - キーボードを見ないで、あいうえお順で打つ。
頭で覚えたら、感覚で覚えるためにキーボードを見ないで打ちます。 - タイピングサイトで練習する 。
おススメは、e-typingです。基本機能なら登録も不要でできます。間違えた時に音もなるので練習になります。
タイピングサイトで練習する際に、最初は点数を稼ぐのではなくミスをしないように打つことを心がけましょう。この段階で、スピード重視になると変な癖がついてしまいます。
中級編以上:スピードアップ
「キーボードを見ないで打てる」状態になった方は、スピードアップです。スピードアップさせたい場合は、まず指が速く動ける状態にすることが大切です。
スピードアップさせるためのステップ
- 指の動かせるスピードを上げる。
ミスが増えてもよいので、とにかく指を速く動かす練習をします。ミスの数は気にせず速く打つことが重要です。寿司打などがオススメです。ミスが増えてもよいのでこなせる皿の数を増やしましょう。 - 正確性を上げる。
打てるスピードが速くなったと感じることができた時は、正確性を上げる練習をします。その時は寿司打の1発勝負や、e-typingで最高得点を目指しましょう。この時、本来打てるスピードの7割程度のスピードになると思いますが大丈夫です。 - 1・2を繰り返す。
兎に角スピードを上げ、正確性を上げる。そしてスピードを上げるの繰り返しをしていくとタイピングスピードは上がっていきます。
打つ文字数を減らすテクニックを覚える
例えば、「きょ」と打つとき、「kyo」と打つ方法と「kilyo」と打つ方法があります。1文字違うだけで差が出ます。
特に多いのが「ん」の文字です。
文中にでる「ん」例えば、エンジンの場合は「enjinn」のように2回目の「ん」は「nキー」を1回だけにしても大丈夫です。ビジネスで打つ際は、変換もしますので「enjin +変換」でも打てます。
2回分打つ文字が減るだけでも、これが積み重なると大きな差になります。
変換でエンターキーを省くことができます。
変換もエンターを省くことができます。
- 悪い例:文字を打つ ⇒変換する ⇒ エンターで確定 ⇒ 文字を打つ」
- 良い例:文字を打つ ⇒ 変換する ⇒ 問題なければ文字を打ち続ける
良い例の通り、エンターキーを省いたとしても、押したことと同じようになります。
エンターはホームポジションで小指で打つと速く打てますが、距離が遠いです。1個1個のエンターを押す回数を減らせればスピードは格段に上がります。
ビジネスで使える、小技テクニック
変換は3種類使うべし
変換は、スペースで変換する通常の変換以外に2つあります。
1つ目は「無変換キー ※スペースの左にあります。 」で変換ができます。
「無変換キー」はカタカナに変換する時に使えます。カタカナにしたい文章の時は、左手の親指で「無変換キー」を押してカタカナにしましょう。
2つ目は、英語に変換する時です。
日本語で打ってしまったけど、英語にしたい時は、F10・F9で変換すると英語になります。
テンキー(数字部分)の打ち方
タイピング練習であまり、力を入れないのがテンキーです。PCで電卓を打つときや、エクセルで数字を入れる時には重要です。
テンキーは、指5本を使いましょう。
右利きの場合のホームポジション
- 1、4、7:人差し指
- 2、5、8:中指
- 3、6、9:薬指
- 0:親指
- +、Enter:小指
スピードを上げる方法は、タイピングと同じです。
おまけ(上級者向け):爆速のタイピストなるには。
中級者以上になり、各サイトで上位を目指したい方にお勧めの練習方法は3つ。
1)色んなタイピングサイトを活用する
タイピングサイトによって、ミスを大きくカウントするものからスピード重視のものまであります。さらに文章なども変わっていきます。
いろいろなルールでも対応できるように1つのサイトで上位を目指すのではなく、同時に複数のサイトを攻略していくとよいでしょう。
2)話している内容を打っていく
誰かが話してくれる内容をリアルタイムに聞いて文字起こししていきます。人の話を聞きながら文字を起こしていくには、タイピング自体は無意識で出来なければなりません。またスピードを上げていく必要もあります。
- 歌を聴きながら歌詞を文字起こしする。
- ドラマのセリフを文字起こしする。
- ニュースの内容を文字起こしする。
3)タイピングゲームでは先読みをする
中級者以上になると、タイピングでミスをするのは間違えて打つのではなく、読み間違えが多くなります。私のミスも、ほとんど読み間違えです。そのためには、今打っている文章より先の文章・先の文章を読んでから打つことを心がけます。
自分がミスしやすい文字列や、読みづらい文字の場合は速度を落として丁寧に打ちましょう。
最後に
タイピングが速くなると文字を打つこと自体が楽しくなります。そうなると仕事でチャットやライティングを行う時もストレスなくできます。
一方で、チャットが好きだからチャットばかりで連絡するのもよくないです。相手が速くない場合があるからです。タイピングは爆速で出来るようになりつつ、仕事上では使いどころを見極めて行いましょう。
今回オススメしたタイピングサイト
e-typing: https://www.e-typing.ne.jp/