

ブラック企業の見分け方が分からない。
そんな方へ、ブラック企業を見分けるためのポイントをご紹介します。
1度ブラック企業に入ってしまうと、すぐに転職するか我慢をするかの何方かになります。
どっちに転んでも、非常に悲しい選択になりますよね。
月150時間の残業などがあったブラック企業で務めたことのある経験者の私が実体験を元に、ブラック企業に共通するポイントをご紹介します。 私の実話は以下の記事でご紹介しています。
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【実話】残業100時間越えのブラック企業から、脱出した話
今回は、私が約1年半の間、月残業時間80時間、ピークは150時間以上の残業があったときの状況。そこから2年で会社より年収が1.5倍、月残業平均4時間程度の会社に脱出できた話をお伝えします。 長時間労働 ...
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最後まで読んでいただければ、傾向をつかめるようになります。
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そもそもブラック企業とは?
残念ながら、ブラック企業には定義がありません。
国(厚生労働省)も明確な定義づけはしていません。 「ブラック企業」とはインターネットで生まれた用語です。
ただし、厚生労働省はブラック企業の特徴として3つあげています。
- 極端な長時間労働やノルマを課す会社
- サービス残業、パワハラなど低いコンプライアンス意識の会社
- このような状況下で、労働者に対する過度な選別を行う会社
この3つに当てはまる企業は間違いなくブラック企業と言えるでしょう。 もう少し具体的に定義してみると以下のようなポイントだと考えます。
- 残業100時間以上など、長時間労働を強いられる会社
- 社内で怒号や人権を無視したような言葉が飛び交う会社
- パワハラ上司がいても、改善しようとしない会社
- 軽犯罪など違法に当たる業務を強いる会社
- 自殺者、過労死、仕事による体調不良社がでる会社
- 離職率が異常に高い会社
- 社員の一部を、圧力により退社に追い込む会社
- 従業員への監視度合いが非常に強い会社
- 休みの日にも、仕事に関する事を強要する会社
- 給与未払いが多い会社
一方で、起業時や新規事業立ち上げの時は、どうしても残業が多くなります。それを全てブラック企業に当てはめてしまうのは、企業の発展を止めてしまう事になります。
大事なポイントは、
従業員が自発的に心の底から思って業務を行えるのか、
誰かに強要・しなければいけない雰囲気により残業などを課されるのか
の違いです。
なぜブラック企業ができるのか

ブラック企業で働きたい人はいないでしょう。なのに、なぜブラック企業は多く出るのでしょうか。
考えられる理由は以下の2通りあります。
社長が起業する時の成功体験から抜け出せないパターン
起業や新規事業を成功させるために、ほとんどの社長は人一倍働いた経験があります。
その結果今の会社があります。人一倍働く=成功するという価値観のもと、部下に強いるようになるのです。
ビジネスモデルの構造上による
ブラック企業が多い業種と、多くない業種があります。ブラック企業になるかならないかは、構造によるポイントが大きいです。
ホワイト企業になりやすい例
例えば、ブログのアフィリエイトで稼ぐ場合です。人を増やすときには、働かなくても収益が出るような構造になっています。
1円稼ぐために何十時間・何百時間かけます。時給0.01円などのレベルです。検索順位で上位に表示させるためには、労力が必要なためです。この間は定義でいえばブラック企業に当てはまります。
基本は個人の自由で行っているためブラック企業とは言われません。しかし、部下に強要していたらブラックですよね。
一方で、1度収益が発生するようになると、検索順位が低下しない限りは安定して収益が入るようになります。この場合、仮に1週間程度休んでも収入が出ます。
その為、残業する必要がなくなります。
つまりアフィリエイトは、社長1人でいる場合はブラック企業になる状態。収益が発生するとホワイト企業の状態になります。
従業員が増えるのはホワイト企業の状態になってからなので、ブラック企業にはなりにくくなります。
※ちなみに私は、本業の方は残業がほとんどありません。しかしこのブログ運営は、本業以外で行っています。平日の夜・土日に執筆しています。でも、1ミリも嫌だとは思わず物凄く楽しいです。ブラック企業の状況でありながら、ハッピーな時間です。
ブラック企業になりやすい構造
1人の時は社長の技量で楽に稼げてしまうケースです。 人を増やすときも、働き続ける必要があります。
例えば、バリバリの営業マン社長で、巧みな営業により発展した場合。売上は社長の能力に依存しています。社員を増やすときは、その社員も社長レベルにならないと稼ぐことができない場合があります。
その時、社長レベルになるためのマニュアル・仕組み化がないとブラック企業になりやすくなります。
社長は従業員に対し、なぜできないのか。努力がたりないのでは。と言った思考になります。具体的な目標を提示し、達成しないと評価を下げるようになるとサービス残業などが横行します。チームでは足を引っ張る人がいるとパワハラ・いじめなどにも発展していきます。
このように、ブラック企業になる理由は、社長の考えとビジネスモデルの構造上による事が多いです。ブラック企業を見分けるポイントとしてもこの2つは重要です。
ブラック企業を外から見分ける・避けるポイント
では、具体的にブラック企業を見分けるポイントをご紹介します。
ブラック企業を見分ける際は、その企業に入っていないので外から見分けることになります。そのため、絶対の確証を得ることはできません。
ポイントを押さえて、ブラック企業になりそうな企業は避けるようにすることが大切です。その為、見分けるポイントとお伝えしていますが、厳密にはブラック企業を避けるポイントです。
また、当てはまるから必ずしもブラック企業とも言えませんのでご注意ください。
ビジネスモデルで気を付ける。
労働集約型に気を付ける
労働集約型とは、ざっくり労働時間と売上が比例するビジネスです。全部がブラックではありません。むしろホワイトな企業も多くありますが、ブラックになる可能性が高い構造ではあります。
例えば、肩たたき1回50円のような親子で見られるお手伝い。1万円稼ぐためには、200回行わなければなりません。1回10分ならば、2000分=33時間程度です。働くほど稼げるので、会社としては1分でも多く働いてもらいたいと望まれます。また、目標設定の度が過ぎたり、売上が厳しいときは、より強要されることが多いです。
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市場環境・状況を踏まえる
ノルマの管理が厳しい会社でも、簡単に達成できる状況であれば、職場の雰囲気としてはホワイトかもしれません。しかし、市場環境が変わり厳しくなると、状況が変わります。
例えば介護業界は、人手不足が激しく1人当たりの業務量が多くなる傾向です。 一方で、人手不足が解消されると、環境は変わり働きやすくなり、人気の職種になるでしょう。
今後の市場環境によって、変わる可能性もあるので、転職する業界動向はしっかり把握しましょう。当ブログでもさまざまな業界の状況をお伝えしているので是非、ご参考ください。
求人・企業サイトから見分ける
常に募集している所は、注意
常に募集している企業は、常時人手不足ということです。
企業が成長していれば問題ありません。しかし、離職率が高かったりなかなか応募が集まらない場合があります。
その場合は、何かしら理由があるので疑った方がよいでしょう。求人サイトなどで、掲載〇日目というような表示で見ることもできますが、これは同じ求人を再掲しただけの可能性もあるので注意しましょう。
給与が極端に高い・安い
給与が安いというのは、従業員を安く扱おうとしている可能性があります。これは言うまでもなく気を付けると思いますが、給与が極端に高い場合も注意が必要です。
給与が極端に高い場合も注意が必要です。過度なノルマを達成できる人だけが生き残る会社の可能性、まったく人が集まらない事情がある会社の可能性があります。
そもそも、給与は業界と職種によって平均値があります。これは業界によって利益率(どれぐらい儲けられるか)がほとんど決まっており、そこから引かれる人件費も同じように平均に収まる傾向にあるためです。
極端に高いということは、物凄い優れたビジネスモデル出ない限り、何かしらの理由があります。面接でも高い理由をしっかり聞きましょう。面接官が、論理的に答えられなければ、かなり注意が必要です。
会社の年数に比べ、平均年齢が若い企業
極端な例ですが、40年続く会社であれば、起業メンバーは40年、ほとんどのメンバーが10年以上は働いているのが普通でしょう。
しかし、平均年齢が28歳などの場合、ほとんど辞めてしまっている可能性があります。良い理由であれば問題ありませんが、悪い理由の可能性も高いので注意が必要です。
みなし残業が多い企業
給与に、(見込み残業含む・あり)という表現をしている会社があります。
基本これぐらいの残業はあるから、事前に払いますということです。メリットとしては、実際の残業がなかった場合は、時給換算で高い給与になります。
しかし、ポイントは「みなし残業」がある会社で昇給する時は、基本給ではなくこの「みなし残業」時間が増える場合があります。
私のいたブラック企業では「ライフポイント」と言ったりしていました。昇給=みなし残業増える=残業時間が増えるという構図です。私の場合は、これが増えていきついには裁量労働となり、いわば無限状態になりました。そこからは残業100時間を超えるようになりました。
精神論が多い・強い企業
会社はビジョンやミッション・理念というものは、同じ目標を向いていくうえで重要です。
一方で、度が過ぎるとミッションの為なら安い給与で長い時間働くのが当たり前というイメージがつきやすくなります。
面接で気にしたいポイント
圧迫面接を行う企業
まれに圧迫面接を行う企業があります。
そもそもなぜ圧迫面接をする必要があるのでしょうか。わざとであれ、無意識であれ圧迫面接をしてしまう上司が面接官の立場になれる会社ということです。非常に注意が必要です。
ネット上などでは、圧迫面接でも受かるための方法などが書かれていたりしますが、個人的には圧迫面接を行う企業は辞めた方が良いと思います。
募集要項と説明に差異がある
ネット上で公開される求人は、応募者を多く集めるために、良い内容を掲載します。募集要項では良い内容だったのに、いざ面接で説明を受けると全然違う問い事があります。
これは、商品を買ってみたら説明と中身が全然違うのと同じ状況です。
就職というものは応募者と採用企業との契約です。双方に理解して同意したうえで契約するものです。この辺りをおろそかにしている企業は注意が必要です。
面接後、異常に早く内定がでる
採用は本来企業にとって大きな投資です。そして雇用責任があり、その人の人生を左右させるものでもあります。
そのため慎重に考えたうえで決めるのが通常です。しかし、面接の雰囲気などで即決しすぐに返答する場合は、しっかり考えていない場合があります。
誰でもよいのか、とにかく人が欲しいのか状況によりますが、注意が必要です。ブラック企業というより採用担当が過大評価している可能性があり、ミスマッチにも繋がりますので注意しましょう。
その他の分析
口コミによる分析
企業の口コミは、色んな求人サイトに掲載されるようになってきています。口コミによる分析はしっかりしましょう。
一方で口コミは辞めた人の愚痴大会の場所だったりします。愚痴なのか本当にブラック企業としての警告の口コミなのかは慎重に判断しましょう。
転職エージェントにて転職をする
転職エージェントは、求職者と企業とのミスマッチを避けるために考えてサポートしてもらえます。無料でサポートしてもらえますので、転職を考える際は登録しておいた方がよいでしょう。
それでも、ブラック企業に入ってしまったら
それでも、もしブラック企業に入ってしまったら、精神を崩したり悩む前に直ぐ辞める事をオススメします。
買い物でも間違うことがあるように、転職だって間違うことはあります。次の転職先では、転職に失敗した旨を正直にお伝えすれば、大きな問題もありません。
私のように、ブラック企業からホワイト企業へ転職することも可能です。
是非、今回の記事を参考に、良い企業を見つけて頂けると幸いです。