ビジネスに役立つ本を読んで、スキルアップしたいと思った。
そう思って本屋に行ったが、結局選べず帰った。
家で、amazonでランキング上位などの本を見てみたが、しっくりこない。
何とか買ってみたが、「コレジャナイ・・・。」
こんな経験はないでしょうか。
ビジネス本は物凄い数あるため、失敗する可能性も多々あります。
そんな方にビジネス本を選ぶポイントをご紹介します。
最後まで読んで頂くと、読みたい本であふれ、素敵な本に出合えるかもしれません。
ビジネス書の選ぶ前に考えておきたいポイント
ビジネス書を読む目的を考える(すぐに役立つものが良い)
当たり前すぎるかもしれませんが、そのぐらい本選びで重要です。
何にも目的がないまま、ただ単にビジネス書を読もうというのは、本選びで失敗する可能性が非常に高まります。
リーダー論、経営論、業務に精通する内容を学びたい。自己啓発したいなど目的を持つことが大切です。
オススメは、明日から役立つ内容、遅くとも3か月以内には役立つ可能性の高い目的(ジャンル)を選ぶ事です。
なぜなら、本を1度読んでも、身体で覚えるほど理解する事はほぼ無理でしょう。
直ぐに役立てない本の場合、本当に必要となった時には内容をほとんど忘れている可能性があります。そもそも、読んでいる最中に頭に入ってこないという事もあるでしょう。
「リーダーとして1年たった。よりリーダーとしてレベルアップするための本を探そう」
という具合に、目的を決めるとよいでしょう。
今抱えている問題・悩みに近ければ近いほど、頭に入りやすくなります。次の日に実際に活用する事が出来れば、身体に染み込み本当の意味での読書=イプットが出来るでしょう。
買う場所を選ぶ
本を購入する場所は大切です。
実際の店舗と、ネットショップの二つありますが、ビジネス書を読みなれていない方は、店舗に行って吟味する事をオススメします。
なぜなら、ネットショップの場合、手に取って品定めする事が出来ない為です。
読みなれていて、ネットショップなどの情報から自分に合うか判別が出来る場合や、Youtuberやブロガーの紹介で、絶対によさそう!と思った本であればネットショップでもよいかもしれません。
また、kindleなど電子書籍で気軽に買えるという場合は、ネットショップがおススメです。 ただし、Youtuberやブロガーは、その人にとってはとてもあっていて、良く理解していて分かりやすく解説・紹介している場合があります。実際に本を取ってみると思っていたのと違う場合もありますので、注意が必要です。
店舗の本屋でも違いがある
本屋さんでも、大きさ・立地によってラインナップなどが変わっています。
特にビジネス書は、ビジネスマンなど一部の顧客しか買わない為、ビジネス街や、サラリーマンなどが良く利用する店舗の方が、品ぞろえが豊富です。
例えば、東京駅丸の内側にある丸善です。丸の内側は上場企業のオフィスなどが沢山あり、優秀なサラリーマンが多い印象です。そのため、書店の1階はビジネス書で埋め尽くされており、ビジネス書を選ぶには最適です。
本を選ぶときのポイント
では、本を実際に選ぶときのポイントを紹介します。基本はネットショップでも同じです。
1.表紙・帯のチェック
表紙は、その本の「売り」となる情報が詰まっています。
第一印象で惹かれるかで十分だと思います。
- 興味惹かれるタイトルか
- 帯などで評価している人は、自分の好みの人か
- 著者は誰か
- 著者はどこの国の人か
特に著者は誰か・どこの国かは注意したいポイントです。著者は誰かについては良く確認した方が良いでしょう。
企業の社長・社員などが書いた本は少し注意が必要です。
良い場合は、実体験に基づいた非常に参考になる本です。
悪い場合は、その会社の商品を紹介するための商材的な本です。
後者の場合も、すべてが悪いわけではありませんが、偏った内容になる可能性が高いです。
また著者の住んでいる国によって、内容は大きく変わります。
海外であれば海外の企業を中心に紹介されることが多いです。その国の人にとっては非常に馴染みのある企業で例として分かりやすくとも、日本人にとっては良く分からないという場合があります。
一方で、日本人が著者の場合、例などは分かりやすいものの、海外の名著を言い換えた内容のような場合もあります。また、ビジネスは残念ながら日本よりも海外の方が進んでいる場合が多くあります。日本の著者の物は若干内容や考え方が古いという場合もあります。
2.目次のチェック
次に、どんな内容が確認しましょう。
目次は、単純にどんな内容が書いてあるか確認するのも重要です。
少し気を付けたいポイントは以下の通りです。
- タイトルの内容をひたすら繰り返しているような目次
難しい内容であれば、分かりやすくするために様々な角度から解説している親切本かもしれません。しかし、そこまで難しくない内容をひたすら様々な例を用いて繰り返している本もあります。「クドい」と感じてしまう場合もあるので注意が必要です。 - タイトルの内容に合う目次が1つしかない場合
実はその本は、短編集・雑学集のように分かれていて、タイトルについては扱っている内容の1部にしか過ぎない場合もあります。
もしくは、タイトルは興味を持たせるために奇抜にしており、内容とはやや異なっている場合もあります。
それぞれ、それが悪いわけではありませんが、「思っていたのと違う」という事になりかねないので確認する事をオススメします。
3.文章のチェック
どんなに気になる内容でも、文章が読みづらいと苦痛になります。
主に下記の点を確認するとよいでしょう。
- 専門用語の多さ
特に教授などプレイヤーではなく、学者が書いたような本は難易度が高くなる傾向にあります。出てくる単語が分かりやすいか確認しましょう。 - 口調
である調。ですます調だけでなく、自信たっぷりの口調など特徴がある場合があります。
また本の中身を見る際は、最終ページの発行年数も確認するとよいでしょう。
特にビジネス本は、古いと内容自体も時代遅れになってしまう場合があります。
店舗の場合:ネットショップでチェック
店舗に行ったとしても、しっかり内容を読める場合は非常に少ないです。
その為、スマートフォンからネットショップでレビューチェックをするとよいでしょう。
レビュー自体、本を選び間違えているような方が酷評していたり、信者のような人が過大評価している場合があるので、鵜呑みにしすぎる事は避けたいですが、参考にするとよいでしょう。
要約サイトで本選びをするという方法も!
昨今、ネットには本の要約をしてくれるサイトが増えています。
要約サイトで内容を把握して、より深い理解を得たい場合にその本を購入するというのがおススメです。
特に、1冊10分 本の要約flier(フライヤー) と言うサイトがおススメです。
フライヤーの特徴
- 要約は、専門ライターが要約している為質が高い
- 1冊当たり10分程度で読める為、気軽に内容を把握できる
- そもそも厳選された本が要約されている為、良い本に出合いやすい
フライヤーは無料でも一部利用する事が出来ます。
有料だとしても、高いプランで税込2200円。月に有料の要約を5冊までなら、税込550円と安価に楽しむ事が出来ます。 ビジネス1冊購入すると2000円弱という事も多いため、比較的安価なサービスと言えます。
さいごに
いかがでしょうか。実際に店舗に行ける場合なら、よく吟味して選びたいですし、時間がない場合は要約サイトなどを上手く活用して良い本と出合いましょう。