・上司が怖い‥‥
・上司のせいで仕事が楽しくない
仕事とはいえ、会社で快適に仕事をするには人間関係も非常に重要ですよね。
しかし、就職する時に会社は選べても上司を選ぶことは出来ません。
上司ガチャとも言われる通り、時には酷い人・自分とは合わない人が上司になってしまう事もあります。
苦手だな…程度で済む人から、精神的に追い詰められてしまう人もいるでしょう。
今回はそんな上司と合わない時の対処法をご紹介します。
また、当ページに直接アクセスされた方は、転職についても考えている事でしょう。
上司が合わなくて転職を考える時の注意点もご紹介していきます。
上司と合わないケースとは?
上司と合わないケースは多種多様だと思いますが、大きくは下記に分けられます。
- 性格的に合わないケース
- 上司としてスキルが足りていないケース
- 監視型の上司(マイクロマネジメント)
- パワハラ・セクハラなどモラルがなっていない上司
性格的に合わないケース
クラスメイトでも好きな人から苦手な人がいるように、個人的に性格が合わないケースです。
一定の社員からは、尊敬されていたり、評価されているが個人的には好きになれないといった場合です。
この場合で悩んでいる方の場合は、仕事として割り切る事が無難な対処法ですが、自分が変わる努力をしてみましょう。
上司の性格は変えられませんが、自分の性格を変える事は可能です。
なぜ、他の社員はその上司の事を合うのか、上司の良いところを考えて理解するようにしましょう。
上司としてスキルが足りていないケース
多くはこのケースに当てはまるでしょう。
- 無茶ぶりの指示を送る
- 指示がころころ変わる
- 上司の考えていることが分からない
- 上司のチェックが甘い
などなど考えられます。多くの上司は、仕事が評価されて出世していきます。
しかし、評価されるのは昇格する前の立場での仕事です。
その為、上司としての資質がないまま昇格してしまう人も多くいます。そのため、上司としてのスキルが足りない人が多く発生します。
特に上司は、部下の仕事は完璧に出来ていた可能性があり、「何で部下は出来ないのだろう?」と相手の気持ちが分からない場合もあり得ます。
監視型の上司(マイクロマネジメント)
毎日日報を細かくチェックしたり、物凄く細かい点までチェックして注意する・怒るといった場合です。
細かいマネジメントなので、マイクロマネジメントと言ったりします。
この場合、非常に仕事はやり辛い状況になります。
物凄く心配性・神経質な上司の場合にあり得るパターンです。
部下がミスをしないように、上司が思い描いたとおりになるように細かいところまでチェックしてしまいます。
部下は自分とは違う良さがあり、反対に違う欠点があるという事が理解できなく、「自分と全く同じようにしてほしい」と思っている傾向にあります。
リモートワークなどで、遠隔監視など物凄く細かい監視をしている場合はマイクロマネジメントに当てはまるでしょう。
パワハラ・セクハラなどモラルがなっていない上司
説明するまでもありませんが、セクハラ・パワハラ・モラハラをする上司です。
上司と合わないというより、上司の人間性に問題があります。
線引きは難しいですが、問答無用で、第三者に相談する事をオススメします。
上司と合わない場合の対処法
さて、どのタイプに当てはまったでしょうか。
色んなパターンがありますが、基本的な対処方法は同じです。
まずは、自分で出来ることから、第三者に相談。そして最悪転職という流れです。
順番に可能か不可能かを考えて判断しましょう。
- 自分のマインドコントロール
- 上司に直接相談してみる
- 第3者に相談する
- 転職を検討する
自分のマインドコントロール
まずは自分の考え方・受け取り方を変えられるか考えてみましょう。
- 私たちは、上司のために仕事をしているわけではありません。
- 上司に認めてもらう為に仕事をしているわけでもありません。
仕事を通じてお客様に喜びを届けたり、会社に貢献して給料をもらう為に仕事しています。
その為、上司にどう思われようが関係ないのです。
合わない上司であれば、いっそ嫌われる勇気をもって仕事だけに集中しましょう。
※故意に上司を怒らせる・失礼なことはNGです。考え方として、どう思われても良いという感情になる事が重要です。
もちろん、誰が上司でもまっとうな指示・意見であれば従う必要があります。
極端なマイクロマネジメントで注意されても、どうでもよいのです。
もちろん改善できるところは改善した方がよいでしょう。
しかし、極度なマイクロマネジメントで、注意されてもできないヤツとレッテルを貼られても関係ありません。
「またマイクロマネジメントしてるな」と思い「はいはい」と促すことです。
性格が合わなくても仕事の付き合いなので、嫌われてもパワハラ・セクハラなど度が過ぎなければ無視すればよいのです。
結果を出すことが出来れば、多少途中のやり方が雑でも会社としては評価されることが多いと思います。
もしくは、細かいところまで気にしてもらって「ありがたい」と感謝の持ちをもって見ることもおススメです。
上司のスキルが低いのであれば、上司の代わりに上司の仕事をしてしまうという事も良いでしょう。
そういった時回りは見ています。
つまり、下記のような対応をしてみましょう。
- 上司に嫌われても良く仕事に集中する
- 上司に無理やりでも感謝してみる
- 上司の代わりに仕事をやってしまう
他にも仕事の時間だけ我慢して、終わったら好きな音楽を聴く・遊ぶなどストレス発散して切り替えるという事もおススメです。
上司は、関係としては近いですが、仕事関係であって仕事の中でも大したことのない存在です。
上司1人のために、人生をクヨクヨしては勿体ありません。
このように考え方を変えて、乗り越えられないか考えてみましょう。
もし気持ちを変えられないレベルであれば、次のステップへ移行しましょう。
上司に直接相談してみる
上司に直接話し合えるのであれば、話してみましょう。
このページに訪れた方は、話せることが出来ないというレベルかもしれません。
しかし、もし転職も考えているなら、最悪転職すればよいので、出来る限りの事は行動してみましょう。
- マイクロマネジメントなら、直接これでは仕事がし辛いです
- パラハラ・セクハラなら直接注意してみる
- 上司の仕事の依頼方法などで問題があれば直接改善提案をしてみる
などです。ただし、火に油を注ぎ余計もめてしまうなど自分自身が辛くなるのであれば辞めましょう。
その場合は次の段階を検討しましょう。
第3者に相談する
第3者に相談することを検討します。
社内の上の人、人事部・上司の上司・社長など上部に相談してみます。
人事異動や、他の人から上司に注意・上司の移動などをしてもらいます。
ここでポイントは、上司が合わなく人事異動する際に、自分の目指すキャリアと関係ない部に移動する場合は良く検討しましょう。
1人の上司のために、自分の目指すキャリアに関係ない時間を使ってしまうのであれば、転職を考えても良いかもしれません。
転職を検討する
最終手段としての転職です。
精神的に病んだり、耐えられないものであれば、あまり考えずに転職した方が良いでしょう。
しかし、下記の点は理解しておきましよう。
- 転職しても人間関係の問題は、変わらない事も多い
- 人間関係で転職は、転職する時に良くは思われない。
- 人間関係で転職すると、それを繰り返してしまうケースもある。
転職する時「人間関係で辞めました」という必要はないので、気にしすぎることはありません。
また、転職して人間関係が良好になる事もあり得ますし、完全に悪いわけではありません。
ただこう言ったケースがあるという事だけは理解しておいた方がよいでしょう。
転職を決断する前に、転職エージェントに相談してみる
嫌な上司から離れるように、まずは離職を考えがちですが、離職をした場合は転職をしないといけない事が多いでしょう。
離職をした後に、転職活動をした場合、やっぱり転職を辞めたいと思っても元には戻れません。
まず自分のキャリアで転職すると、どれぐらいの雇用条件の求人があり、どれぐらいの需要があるのか、市場調査をしっかり行いましょう。
もし、十分に希望の求人に転職できそうであれば、転職を考えてみましょう。
さいごに
- 上司と合わない時、まずは自分の気持ちの受け取り方・考え方を変えてみましょう。
- 最終手段で、転職を考える。しかりデメリットも理解する事