
趣味がない人。趣味がある人にもお勧めしたいのが、写真撮影。つまりカメラです。
スマホなどでも十分きれいな写真が撮れますが、おススメなのは1眼レフ・ミラーレスといった写真撮影専用機での撮影です。
今回は、カメラの面白さから、カメラの基本知識。良い写真を撮るための構図などなど初心者の方が知っておいた方が良いポイントを、徹底解説していきます。
ぜひ写真撮影を始めて見てください。個人的に激オススメです。
自己紹介になりますが、私はディズニーが大好きです。キャラクターではミッキー・ミニーが大好きです。その為、1眼レフをもって沢山写真を撮っています。年パスは持っていないので…。毎回1発勝負です。 インスタではディズニーの写真のみを掲載しています。完全自己満足ですが、ぜひ見てやってください。
ディズニー愛があふれてしまいますが、カメラを始めたいと思っている方全員に対しての記事です。
※今回の写真はサムネ含め全て私が撮影したものです。
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カメラを趣味にするメリット3つ
カメラを趣味にすると、世界が変わり素晴らしくなる。
大げさに見えますが、本当に世界が変わり素晴らしくなります。
カメラを趣味にする場合、被写体が必要です。料理・人・乗り物などいろいろあります。 良い写真を撮るためには良い被写体を探します。そこで出会う被写体をどのように撮ればより美しく見えるのかを考えるようになります。
世界が良いものか悪いものかは、あなた自身の心が決めます。
カメラのファインダー越しに見える世界が素晴らしくなれば、きっと世界が素晴らしく見えるでしょう。 いつもの雨が芸術的に、夕日は最高の瞬間。いつもの花がいつもの建物がより美しく見えるようになります。
きっと今ある景色・世界が輝いて見えるでしょう。
創造力、観察力、アイデア力が身につく
良い写真を撮るためには、被写体を色んな視点でみて、構図を考えます。
周辺の物を入れるか入れないか、良いアイデアを考えるようになります。この思考回路は、ビジネスにおいて非常に役立ちます。
イノベーションを起こす人、起業で成果を出す人、会社で売上を上げる人は、どうすればもっと売上があがるか様々な視点で考える必要があります。
カメラとビジネスは基本的には同じです。カメラはこの創造力・観察力・アイデア力を上げる上で効率の良い趣味と言えます。
写真技術そのものがビジネスに役立つ
意外とビジネスで写真を扱うことってありますよね。飲食店であれば料理。人事部であれば社内風景。営業やマーケティングでは活動の中で写真を撮るときもありますが、サイトやチラシなどの販促・広告にて写真を選ぶことがあると思います。
真の技術を持っているといざという時に役立ちます。私は仕事で突然、取材で芸能人撮影を何度かしたことがあります。その時は失敗が許されませんでした。しかし元々カメラが好きだったので助かりました。
初心者ならカメラは何が良い?ミラーレス?一眼レフ?
初心者がカメラの趣味を始めようと思った時にまず考えるのが機材について。まずは、それぞれの違いについてお伝えします。
携帯撮影と、1眼カメラの違い
携帯と1眼カメラ(ミラーレス1眼・1眼レフ)の違いは、「カメラを楽しむため機能があるかないか」だと思います。
1眼カメラのほうが高画質というのは言うまでもありません。
しかし、昨今のスマートフォンは物凄い進化を遂げていて、物凄くきれいな写真を撮ることができます。単純にスマートフォンの撮影の範囲で物足りなさが全くなければ携帯撮影でも十分です。
しかし私は1眼カメラをオススメします。1眼カメラで出来るようになることが多いからです。
- 物凄く早く動いている被写体を止まっているかのように撮ることができる。
- 暗い所でもキレイに写真を撮ることができる。
- レンズを変えれば遠くの被写体も近くの被写体もキレイに撮ることができる。
- ボケみをキレイに出すことができる
スマーフォンの場合は「記録撮影」の手段になりがちです。
1眼カメラの場合は「作品作り」ができます。
例えば、ディズニーランドのショーを取るとき、スマートフォンだとブレたり、アップで撮るのは限界があります。1眼レフなら簡単に撮ることができます。

例えば、こちらの写真は馬が走っている状態ですが、止まっているように見えます。これはスマートフォンではできないと思います。(できる機種があったらすみません。
ミラーレス1眼と1眼レフ違い
簡単に説明すると、名の通りミラーがないのとあるかの違いです。
1眼レフには、カメラ本体の中にミラー(本当に鏡)が入っています。ファインダーからはミラーに移った像をみて撮影します。
ミラーレスは、ミラーがないのでファインダーは液晶モニター(ディスプレイ)と同じものが表示されます。
大きく違うポイント
- 重さや大きさが違う
ミラーレスの方が、ミラーがない分軽くて小さいです。持ち運び安いです。
- 充電の持ちが違う
ミラーレスの場合、液晶モニターを通してみるため撮影時はずっとモニターの電力を消費しています。一眼レフのファインダー越しで撮影している間は液晶モニターがついていないため、電力の持ちがよくなります。
- 反応速度が違う
1眼レフの方が液晶モニターの付く時間を待たなくてよいため、急に被写体が現れた時すっと取りやすくなります。
- 写真撮影自体の機能はほとんど変わらない
ミラーレスの方が後発で出たため、機能が劣っている時期がありました。現在はほとんど変わらないでしょう。機能自体はミラーレスか一眼レフかではなく、そのカメラのグレードによって異なります。
結局どのカメラが良いのか。
正解はありません。私は1眼レフの大きさや重さに問題はなく、1日いるディズニーの時にバッテリーがなくなるのが嫌で瞬時に反応したいため、1眼レフを選んでいます。
しかし、親戚と旅行をするときミラーレスの方が軽くて楽そうだなぁと思う時もあります。
1眼レフ・ミラーレス1眼の機種の選び方
1)センサーサイズの違いで選ぶ

値段が異なる一番の要因は、画質の差です。スマートフォン含めすべてのカメラには、画像を記録するためのセンサーが入っています。
センサーは、基本的に最新のものほど優れていて、大きいほどキレイな写真が撮れます。
1眼レフの多くは、フルサイズとAPS-Cサイズがあります。ちなみに携帯は1/2.3型が多いです。 上図を見ていただくとわかると思いますが、全然違いますよね。携帯と1眼の差の画質の差は、この差が大きいです。
フルサイズは、プロ仕様で圧倒的にキレイな写真が撮れます。その代わり本体もレンズも高価格帯になり何十万クラスになります。画質がきれいな一方、1枚1枚の画像の容量が大きくなります。
入門~中級クラスのカメラのほとんどがAPS-Cサイズです。フルサイズにこだわりがない限り、最初はAPS-Cサイズのもので良いと思います。
2)機能で選ぶ
動画撮影や、シャッタースピードをどこまで上げられるのか、ピントを合わせるためのフォーカスポイントが何点あるかなどで価格帯が決まっていきます。
これから、基本設定部分についてご紹介していきますが、どういうシチュエーションで撮りたいかによって変わります。
カメラを始めるなら知っておきたい、撮影の基本設定
ピント合わせ、調節
フォーカスポイントについて

第一段階としてカメラのピント調節が重要です。ずれるとボケボケになります。
ピント調節の概念についてお伝えします。ピントは、カメラからどのぐらいの距離のところと視点を合わせるかです。人間の目でも近いものを見ると奥がぼやけ、遠くを見ると近くがぼやけて見えます。
カメラにはフォーカスポイントがあります。写真撮影する時にマークが見えます。これでどのマークとの距離と合わせたいのかを決めます。
※よく勘違いする方がいますが、フォーカスポイントで合わせたポイントだけピントが合うわけではありません。カメラとピントを合わせた部分と同じ距離の者すべてがピントあいます。
カメラの機種により、フォーカスポイントの多さが変わります。正直多いとどこにピントが合ってか分かりづらくなります。ピントは多いからよい!というわけではないのであまりこだわる必要はないと思います。
フォーカスする方法
フォーカスする方法は主に2つあります。これ設定間違えると悲惨です。私はディズニーのショーで切り替え忘れてほとんどボケボケの写真になったことがあります。泣けます。

被写体が動かないものに適したモード:メーカーによって名前が異なったりします。
一度ピントを合わせたら、シャッターを切るまで、そのピントとの距離を固定されるモードです。
写真の端っこだけピント合わせたいときなどに使えます。花や風景を取るときは優れています。
被写体が動いているものに適したモード:Canonの場合サーボモード
一度ピントを合わせた被写体を追っかけるモード。ピントを合わせた被写体が手前に来れば手前に、奥に行けば奥にピントが合うモードです。動く被写体を取るときは必ずこちらの設定にしましょう。
F値とは? 人間の眼と同じ
1眼レフの眼をどれぐらい開くかが、F値です。低いほど大きく開き、高いほど小さく絞ります。

視力が悪い方などで、遠くの文字・近くの文字を見る時、目を細めることがありませんでしょうか?同じ仕組みで、眼を細める=絞った方が、写真が暗くなりますが、ピントの合う距離が広がります。
逆に、眼を開いた方が多くの光を吸収できます。一方でピントの合う距離は狭くなります。
F値を上げる | F値を下げる | |
---|---|---|
ボケる量 | 減る | 増える |
画像 | 暗くなる | 明るくなる |
向いてる被写体 | 風景 | 花や料理など |
シャッタースピードとは?
センサーに情報を取り込む時間をどれぐらいにするかを決めるのがシャッタースピードです。
- 時間が長いほど、写真は明るくなります。動いているものがブレやすくなります。
- 時間が短いほど、写真は暗くなります。動いているものもブレにくくなります。

こちらは、画像を明るくしようとしてシャッタースピード抑えすぎてブレてしまった悪い例です。ブレないように気を付けたいですね。
スピードは物によりますが、私の感覚を紹介します。
- 馬や飛行機:1/1000ぐらい
- ディズニーのショー:1/400~1/500ぐらい
- 夜景を明るく撮りたいとき:1秒以上(三脚で固定が必要)
ISO感度について(チート機能?)
センサーが光をとらえるための能力をどれぐらいにするかです。
ISO200とか、ISO6400などで表示されます。基本的には倍・倍で数値が増えます。低いほどノイズが少なくきれいな写真が撮れます。高いほどノイズが増えますが、明るく撮れます。
基本的に低ければ低いほど良いです。

しかし、シャッタースピードやF値によって写真の明るさが変わります。 エレクトリカルパレードなど夜なのに被写体が動いていてシャッタスピードを上げたいときに、ISOを低くすると真っ暗な写真になってしまいます。
その場合は怖がらずISO感度を上げましよう。光を増やすためのチートみたいな機能ですね。
ISO 感度は6400ぐらいが限度だと思います。それ以上の場合は、大きなモニターで写真を見るとわかりますがジャギジャギしたノイズが入ります。記録用には良いですが作品としては厳しいです。
カメラ販売コーナーなどではISO感度が何万まで設定できる!と歌うところがありますが、まぁ12800あればそれ以上使うことはほとんどないと思います。 どうしても明るい写真を撮りたい場合は、フルサイズや、光を入れやすいレンズの購入がおススメです。 ※高いですが…。
露出設定について
カメラには、色味を補正してくれる機能があります。撮影後Photoshopや無料の画像編集ツールで変えることもできますが、撮影時点で変えることもできます。色んなモードがあるので是非試してみてください。
設定技術を学ぶための方法
オートモードに頼らないこと。
カメラの設定技術を上げるためには、特にF値・シャッタスピード・ISOの3つは使いこなせた方が良いです。オートモードだと全てお任せになってしまうため上達しません。
初心者から早く上達するためには、何か1つだけを設定するモードです。シャッタースピードだけを自分で設定し、F値とISOは自動にするなどです。
私は、ショーの撮影をするときは、興奮しながら撮影しているので色んな設定をしている余裕がなくなります。その為、シャッタースピードだけを自分で設定するモードにしています。
レンズの選び方
1眼カメラの特徴は何といってもレンズを交換できること。
レンズによって色んな写真を撮ることができます。
レンズを大きく分けるとこの4種類
単焦点レンズ
ピントを合わせる焦点距離が固定のレンズです。ズーム機能がないため、汎用性は低いものの、その距離に特化したキレイな写真を撮れることが特徴。画質にこだわるなら単焦点がおススメ。
標準ズーム
広角から望遠(限度あり)まで撮ることができるのが標準ズームです。入門クラスのカメラにはレンズと本体をセットにした「レンズキット」があります。セットでつくレンズがこの標準ズームです。倍率にして2~3倍のズームができます。
中には高倍率ズームレンズというものがあります。近くの物まで撮ることのできるレンズです。画質が落ちるものの、ディズニーのショーなどでキャラクターが近くに来たり遠くに来たりするときにも瞬時に対応できるのが高倍率ズームです。 私は基本的に高倍率ズームを多用します。
望遠ズーム
中距離以上の望遠に対応しているレンズです。ディズニーのショーなどで長いレンズを持っている人を見かけますが、これが望遠ズームです。 ミッキーの顔を大きく撮りたいときなどにオススメです。
広角ズームなど、特徴のあるレンズ
広角ズームレンズは、人間の眼で見られる範囲以上のような幅広い範囲を撮影できるレンズです。
その他にも、魚眼レンズ・マクロレンズなど面白い写真が撮れるレンズが沢山あります。
初心者でもスグに始められる構図について
さて、カメラの基本設定が分かったところで、構図についてご紹介します。
写真撮影をするときは、何よりも構図が重要です。 構図はある程度のパターンを知れば十分です。今回は構図を選ぶ方法と、代表的な構図をご紹介します。
構図を選ぶ前に、主題と副題を決める。
主題のみの良い例

なるべく主題だけにピントが合うようにして余計なものはカメラに入れないようにする。良い例と言っても、耳を入れたかったですけどね。
主題と副題の良い例

主題と副題のバランスを考えます。左右・上下の対比、あるいは斜めの対比。奥行きの対比など、対比に配置します。こちらも同様に余計なものは入れないようにしましょう。
こちらはミラコスタの結婚式場の写真です。主題は、奥のハートのミッキーのオブジェ。副題は結婚式と分かるよう手前のテーブルセットです。上下で主題と副題を分けています。
※余計なものに関しては絶対ではなく、風景や全体像を取りたいときはあえて余計なものを入れるというのもアリです。
悪い例

主題もわかりません。副題もわかりません。そして、左側に柱?など余計なものが入っています。最悪な写真です。※私が撮ったんですけどね(笑)
日の丸構図

被写体そのものを取りたい場合です。ミッキーとミニーを愛でたいときに使います。
一方で、初心者は日の丸構図を物凄く多用してしまいます。安っぽく見えてしまうので基本は避けた方が良いです。
分割して考える。9分割・半分

この写真は、右側と左側で分けており、2分割です。ミッキーが主題・シンデレラ城が副題です。
これ以上に9分割して、主題を右側だけ、下側だけなどに配置することによって変わった構図にすることができます。
主題以外の余白は作品を決める命です。
良い写真を撮るためには
自分の好きなカメラマンの写真を真似る。
好きなカメラマンの写真を観察してみて、出来れば同じ構図で撮ってみます。同じ構図でも同じにはなかなかなりません。真似ていくと一気に上達します。
今はインスタグラムやTwitterなどさまざまなSNSで素晴らしい腕前のカメラマンが沢山投稿しています。ぜひ参考にしてみるとよいと思います。
被写体を愛す
例えば、小さなオブジェの場合、初心者の方は皆オブジェを見下ろします。
違うんです。
小さなものを小さいと思わず、愛し同じ目線で撮ってあげます。そうすると新たな1面が見えます。

例えばこちらは、足元の高さにいたフォーキーです。同じ目線にして草から飛び出るように撮ってみました。同じ目線にすると同じ大きさの世界にいるような写真を撮ることが可能です。
1つの被写体で色んな構図を撮る。
1つの被写体があれば、引きとアップ。または考えた構図の3つは取っておいた方がよいでしょう。
とったときはよかった構図が、1日たってみると変に見える時があります。事前に3つぐらいは取っておくとよいでしょう。
最後に
正直私の腕は、まったく高くありません。今まで記述したようなことを守っただけです。皆さんもすぐに私以上の写真が撮れると思います。ぜひお試しください。
改めて私のインスタのURLです。ぜひ見てみてくださいね!
https://www.instagram.com/ryuji_disneylove/?hl=ja
この記事から始めて当ブログにアクセスしていただいた皆様、社会人に役立つ情報などを提供しているので是非他の記事もチェックしてみてください。
おまけ!ミッキーが教えてくれるカメラのフォーム

理想のフォームです。こんな風に撮ってみてくださいね(笑)