出勤前・出勤中など朝に勉強していますでしょうか?
「絶対差がつく、社会人から始める大人の勉強」の記事では、朝に限定せず社会人は、ほとんど勉強していないということをお伝えしました。
ビジネスマンなどの社会人が勉強できる時間は、仕事前・後・お休みの日ですが、仕事後は疲れていますし、お休みの日は家族や遊びの時間に使いたくなりますよね。
もちろん、この2つもしっかり勉強することをお勧めしますが、勉強する習慣がない人は難しいと思います。
そんなあまり勉強習慣のない方には、朝の時間に勉強することをおすすめします。
ただし、朝は寝起きということもあり、勉強することによるメリット・デメリット。勉強の仕方が重要になります。今回はその理由と、仕事に役立たせるための朝の勉強方法をご紹介します。
朝の時間を大事にする経営者が多い
ビジネスマンとして成功している経営者は、朝を大事にしていることが多いです。
朝方の経営者
- スターバックス創業者のハワードシュルツ
- マイクロソフトの創業者である、ビルゲイツ
- iphoneや macなどを作ったスティーブジョブズ
朝は1日の始まりであり仕事を始めるための準備の時間です。
この時間を大事にすることが、その日の仕事の質を上げるきっかけになります。朝は三文の徳という言葉もある通り、しっかり自分磨きに使いたいものです。
出勤時間など朝勉強するメリット
朝の勉強は、邪魔されるものが少ない
仕事の後は、「残業で遅くなった。飲み会が入った。」など、さまざまな要因が邪魔をし、勉強の時間を安定的に確保できないことが多いと思います。一方で朝は邪魔をする要因が少なく、安定的に勉強することができます。
また、仕事事は疲れて勉強へのモチベーション・集中力が低下しやすくなりますが、朝であれば疲れていても頭は冴えやすくなります。
朝の勉強は、脳がスッキリしている
朝は脳がリフレッシュされており、新しいものを純粋に取り込むことができます。
夜の場合は、仕事で気分が悪くなっていたり、疲れていて落ち込んでいる。仕事で上手くいってテンションが上がっているなど、気落ちや記憶に何らかの情報が入っているため、純粋に情報を取り込むことがし辛くなります。
私は、仕事後も毎日勉強していますが、仕事で落ち込んだとき・明日のプレゼンの内容を考えたりしていると、本の内容が頭に入ってこなくなります。一方で、朝は多少前日の気持ちを引きずることがあっても、仕事後ほどの影響はなく、しっかり勉強内容を吸収することができます。
朝は時間に制限がある
朝は、出勤・始業までの時間など、勉強できる限界の時間、タイムリミットがあります。
人は制限があった方が、集中しやすくなります。朝は30分時間があるから、ここまで勉強しよう。この部分を勉強しようなど計画的に時間を無駄にせず勉強しやすくなります。
社会人が朝、勉強するデメリット
仕事中に眠くなってしまう
朝早く起きるということは、睡眠時間を削るということ。また仕事前に頭を使いすぎると、仕事に悪影響を及ぼす可能性があります。仕事に活かすための勉強であれば、本末転倒です。
特に、睡眠時間を大きく削って無理に行うと、ホルモンバランスを崩し体調など健康を害するおそれもあります。仕事に対してしっかり集中できる環境を整える前提で、勉強時間を確保するようにしましょう。
孤独の中で勉強することになる
孤独の中で勉強できるということは、集中しやすくなるはずですが、人の目などがなく気が散ってしまう場合があります。カフェや図書館も空いていない場合もあります。
朝の勉強を継続させるための方法
勉強の目的を明確にすること
そもそも社会人は、勉強を一切しなくても、テストで赤点を取るなどの問題がありません。勉強をしなくてもよいのです。
その中でも、勉強をしていく理由。「なぜ、勉強をするのか」「勉強をすることによってどうなりたいのか」など目的を明確にして、野心を燃やして行うことが重要です。
私も、勉強する時は他の人より仕事ができるようになりたい。会社の収益を拡大したい。ウォルトディズニーになりたいなど、常に自分に言い聞かせています。
朝起きることが楽しくなる内容から始める
朝の勉強は、習慣化していけば当たり前のように勉強できるようになります。しかし、習慣化できるまでは前項のように目的を明確にするだけでは、我慢・耐えるということになってしまいます。
大事なことは、明日は朝こんなこと勉強したい。
続きが気になるから早く次の朝になってほしい。
と思えるような内容から学んでいくことをお勧めします。
小学生のころ、遠足の朝・遊びに行く朝は興奮して早く起きてしまうなんて経験はありますでしょうか。それと同じような状況を再現しましょう。
私の場合の朝の勉強内容は、新しいビジネス・テクノロジーの情報を収集する時間にしています。明日はどんな新しいことを知れるのだろうか。どんな世界を知れるのだろうか。そう思うとワクワクしていきます。
理想の朝の勉強内容は、その日の仕事に活かせること
習慣化させるためには、楽しくなる内容から始めることが重要ですが、理想は違います。理想の朝の勉強内容は、その日の仕事に活かせることです。
勉強で重要なことは、インプットしたことを如何にアウトプットし身に着けるかです。朝学んだことをすぐに仕事に活かしてアウトプットし、仕事後に振り返って復習するという流れができると、ものすごく効率的にスキルアップできます。
具体的なオススメの勉強内容はこちら
- 今行っている仕事の質を高めるための勉強
- 自分の立場にあった内容(リーダー力。マネジメント力。新人の仕事術など
- 仕事のモチベーションを上げてくれる、仕事の成功事例など。
- 新聞などで世の中の最新の情報のインプット
おススメでしない勉強内容
- 今の仕事には全く関係のない勉強
- 資格勉強など、暗記・記憶が重要になる勉強
記憶する事、まったく関係のない新しいスキルを身に着ける場合は、夜の方が長期記憶に入れやすくなります。もちろん否定するわけではなく、朝の方がよいタイプの方は、例外です。
朝、文字を見るのもつらい人に要約サイトがオススメ。
最近では、
要約サイトがあり、時間がない人でも気軽に勉強できるので、ぜひおすすめです。
本来は、夜も朝もしっかり勉強したい。
朝の勉強方法をお伝えしましたが、理想は朝も夜も勉強してスキルアップする事をお勧めします。
私の場合は、夜は新しいこと・今課題と思っていることなどについて勉強します。朝は、学んだことを通して新聞や情報メディアにて、新しいテクノロジーやビジネスの出来事をインプットし、実例と結びつけます。そして、それをその日の仕事に活かすようにします。
本当に頭が悪い私ですが、これを繰り返すことによって日々大きな成長を実感しています。ぜひ皆様もお試しください。
まとめ
- 社会人はほとんど勉強していない。
- 勉強の習慣をつけるなら、朝から始めることをお勧め。
- 朝は無理せず、ワクワクする内容から始める。
- 朝の勉強内容は、すぐに仕事でアウトプットするようにする。